暑くて湿度の高い日が続いています。疲れてイライラ、だんだん人と関わることさえおっくうに…。そうしたときは、一人になって気持ちをリセット。それも必要ではありますが、毎日を自分から「孤独」に染めてはいけません。なぜなら一人は気楽なようで、実のところ、人間は「孤独」に弱い生命体。「人は 一人では生きてゆけない」(『真実の光・神示 平成16年版』57ページ)。そして、人生は、多くの出会いを重ね、生かすことで輝く。それが真理だからです。今月は、人と「つながる力」を振り返り、そのウオーミングアップをしてみましょう!
人と「つながる力」は、難しいものでも、特別なものでもありません。けれど、「生きがい」を味わうために欠かせない、重要な「力」です。欲しかった物を手に入れる、行きたかった場所を訪れる…。人生には幾つもの喜びがありますが、最も大きな喜びは、相手の役に立って味わえる「生きがい」です。例えば、混雑した場所で「お先にどうぞ」。譲ってもらったのなら、目を合わせて「ありがとう」。あるいは、心細そうな人に「大丈夫?」「一緒にやろう!」。「相手の気持ち」を感じる“ゆとり”を持って、“温かい心”を伝えた言葉。相手に届いた愛は、やがて、自分を助け、支えてくれる力となって返ってきます。
そのように、人とつながり、思いを交わすほどみなぎってくるのが、自分の中の「生きる力」。「もっと役立ちたい」というワクワク感が、うだる暑さも吹き飛ばすでしょう。その仕組みを知っている、私たちから実践です! 生き方として貫くところに、「つながる力」が磨かれて、どこにいても誰とでも、爽やかに関われる自分になっていけます。
日々の報道一つを取っても、現代社会では「自分の思いが満たされること」を優先する風潮が。その中で、相手の気持ちを感じ取りながら、惜しみなく関わっていく人の姿は輝いているものです。周りも放っておかず、困ったときは、必ず誰かが助け舟を出してくれるでしょう。神のご守護や人の支えを感じて生きられるから、毎日を、自信を持って歩めます。それだけではありません。今月の「信者心の道勉強会」の神示にもあるように、そうした姿は家族に良い影響を与え、我が家の心の道に光る生き方を脈々と「つないで」いくのです。
社会に「生きる」今日(いま)に
「教え」があることで
人間(ひと)は「正道」を知り
「実体」を磨く悟りを深めて
神の手の中 開運人生を歩み抜ける