6月1日の信者心の道勉強会で、供丸光先生がお教えくださった「ごり押ししない生き方」。「自分は大丈夫!」と思う人ほど要注意。「隠れゴリ押し」をしているかもしれません。
是が非でも自分の意見を押し通すのは、「立派なゴリ押し」。今回、注目したいのは、“心の中で”自分の思いを絶対曲げない「隠れゴリ押し」。もし、「何だか人と心が重ならない」「なぜかあの人とはうまくいかない」と感じることがあるなら、「隠れゴリ押し」が潜んでいる可能性があります。
例えば、多数決で決まった家族旅行の行き先。「自分が行きたい場所ではないけれど…」と嫌々出発。行った先で雨でも降ろうものなら、「だから他の場所にしようって言ったのに!」。こんな言葉が出た瞬間、「隠れゴリ押し」が表面化。周りに嫌な思いをさせるでしょう。
家族に「早くお風呂に入って」と促され、「はーい」と返事しながらも、だらだらテレビを見ていたり、誰かに褒められて、口ではお礼を言いつつ、「そんなことない。私は駄目だ」と心の中で全否定したり。こんなところにも「隠れゴリ押し」が見え隠れしています。
心に潜む「隠れゴリ押し」を放置していると、いざというとき言動に表れ、「立派なゴリ押し」化。言葉に出さなかったとしても、見えない心のトゲで、その人との人間関係に小さなヒビが入ります。それが積み重なると、大きな溝となって、心が通わなくなってしまうでしょう。
ヒビを入れないために、普段から「相手」の立場になって考えるクセをつけることです。その心から出た言葉や行動は、自然と相手の思いを受け止め、思いやるものになります。自分の意見を伝えるにしても、言葉を選んで穏やかに言えるはずです。
まずは、「出会いの基本」である家族から、「相手目線」のトレーニングスタートです。夫目線、妻目線、子供目線…。それができれば、学校、会社、地域、どこへ行っても人気者。6月1日の神示にもある「生きがい多い人生」。すなわち、「生きる張り」のある人生が待っています。