12月2日の神示で、神は、「神の手の中、『教え』を学び、『真理』を人生の支えに歩みし今年、我が心の姿はいかに」と、私たちに呼び掛けられています。一年を締めくくる今月のテーマは、「御礼」です。自分の心を振り返ってみたとき、家族や親戚、仕事の仲間、友人など、多くの人々の支えをどれくらい感じ取っているでしょうか。
「ことしはコロナ禍で人付き合いが減った」「主婦だから、家族ぐらいとしか話す機会がない」もしそうだったとしても、一つ一つの出来事に「おかげで」を付けて考えてみてください。
例えば、買い物一つも、「この商品を作った人、運んだ人、売ってくれる人…その人たちの『おかげで』買うことができたんだ」と感じ取れた瞬間、人と人とのつながりの中に生きている自分が見えてきます。
これまでの人生において、大変だったことにも、「~のおかげで」を付けて、振り返ってみましょう。病気のおかげで、家族の支えに気付いた。上司の指導は厳しかったけれど、そのおかげで、難しい状況を乗り越えられた…。きっと、経験したこと全てに無駄がなく、自分の糧になっていることに気付けるはずです。
人の支えを感じると、それに報いようとする思いが湧き出るもの。精いっぱいの愛を返して、人との縁をもっと深めて、生きがいあふれる毎日を歩みましょう!