Q 恩人の最期に感謝が伝えられずに後悔

60代

40年来、親しくしてきた方と連絡が取れなくなり、調べてみると、亡くなっていたことが分かりました。私にとって人生の恩人で、私の家族もその方を慕っていました。最期に感謝の思いを伝えられなかった後悔と寂しさで、胸が詰まる思いです。この喪失感をどう乗り越えたらよいですか。(60代女性) 

恩人に会うことはできずとも、恩返しはいくらでもできます。それは、その方との出会いから得られたものに感謝し、かけていただいた愛の心を、今度は自分が、縁ある周りの人々へ向けていくことです。 

人は誰も、有限の人生を歩んでいきます。生まれて、生きて、閉じては、また巡ってきます。限りある人生だからこそ、今生で得られた出会い、縁を一つ一つ大切にすることです。

運命に重なり 導かれる
  人間(ひと)の心は 明るく 強い
 万人・万物の出会いに心支えられて
  ますます「生きる」思いが強くなる
今日(いま)なすべきことは一つ
 「教え」で関わる家庭を
      家族で築く思いを強く持つ

『真実の光・神示 令和5年版』94ページ(中略あり)

神の教えを学び、まずは、一番身近な家族との縁が、今以上に深まるように関わっていきましょう。家族との温かい交流が、何より心を癒やし、悲しみを乗り越える力となります。 

そして、多くの人や物との出会いを大切に、縁を深めて生きるほど、人生は実り多いものとなっていくのです。 

故人への感謝の思いは、真実の光会館 安明殿、全国の偉光会館・偉光郷の安明の間で、神魂を間に入れて語ることで、確実に届けることができます。一日一日、心を磨いて、明るく強く生きる姿を報告すれば、何にも勝る恩返しになるでしょう。