Q うつ病になったが、家族と話ができない

30代

役職に就いて、うつ病になりました。周囲が助けてくれていますが、かえって負担に感じます。家で相談に乗ってもらいたくても、両親は仲が悪く、話を聞いてくれません。(30代女性)

「仕合せの基は和のある家庭」と、神はお教えくださいます。「和のある家庭」とは、お互いに何でも話し合える、会話のある家庭のイメージです。外で何があっても、家庭で励まし合えたなら、心が枯れることはありません。役職に就いたことは、うつ病発症の引き金となったかもしれませんが、根本の原因は、今の家庭環境が「和のある」状態にないことにあります。

家庭のあるべき姿(真理)を知ること
 我が「立場」を踏まえた触れ合いをすること
人生は 「真理」をわきまえ その任を果たすところに
    多くの人との出会いに支えられて 生きがいある日々が送れる
 「道」を守る人生に 心の負担 迷いは起きない

家庭のあるべき姿(真理)を知ること
 我が「立場」を踏まえた
        触れ合いをすること
人生は 「真理」をわきまえ
    その任を果たすところに
  多くの人との出会いに支えられて
      生きがいある日々が送れる
 「道」を守る人生に
      心の負担 迷いは起きない

『真実の光・神示 令和2年版』113ページ(中略あり)

家庭の中心を成すのは両親です。立ち木で言えば、父が根で、母が幹、子供は枝です。自身の立場を踏まえ、親への礼を欠かないように留意して、正直な思いを語りましょう。「親の不仲な姿を見るのは悲しい」「みんなで穏やかに話し合い、支え合える家族になりたい」などと伝えることです。

家族全員で神の教えに触れることで、心は安定していきます。自身の修正点に気付き、正す努力を親子で重ねるところに、生きる力が引き出され、明るく強い心、豊かな心になれます。

すると、職場でも、気張らずに、分からないことは尋ねたり、助けを求めたりできるようになります。心の負担が軽減し、うつ病も乗り越えていけるのです。