Q 夫を亡くして数年 今も寂しくて不安

70代

夫が亡くなって数年たつものの、いまだに心が沈んでいます。家庭を持ち、近くに暮らす息子と、毎日のように顔を合わせていても、寂しさと不安でいっぱいです。(70代女性)

大切な家族と別れるのは、それは悲しく、つらく、喪失感はなかなか消えないものです。しかし、人も、物も、この世にある全てが有限。別れは、人生の中で誰もが味わい、受け止めなければならない体験です。

それを癒やしてくれるのは、人との関わりです。特に、家族は、掛け替えのない存在です。息子家族と身近に顔を合わせられる環境であるなら、今こそ寂しさや不安など思いを語り、聞いてもらいましょう。人は、会話をすることで、心の整理がつきやすくなります。

また、「お父さんはいつも笑顔だったね」「花を育てるのが上手だった」などと、故人をたたえることで、不思議と気持ちが流れ、「夫に安心してもらいたい」「前を向いて頑張ろう」と、明るく強い心が芽生えるのです。

教えを我が「人生」に生かすほど
    人の心(気持ち)は明るく輝き 和のある「家庭」が築かれてゆく
 「真の健康」は 気持ちが流れ 出会いを楽しめる人が味わう「心の姿」
    心身ともに調和し 我が「運命」が出会いを広げ 深めてゆく

教えを我が「人生」に生かすほど
  人の心(気持ち)は明るく輝き
   和のある「家庭」が築かれてゆく
 「真の健康」は
    気持ちが流れ
      出会いを楽しめる人が
        味わう「心の姿」
  心身ともに調和し
    我が「運命」が出会いを広げ
      深めてゆく

『真実の光・神示 平成23年版』28ページ

人は一人では生きられないからこそ、家族をはじめ、さまざまな人々との縁を大切にしましょう。進んで人と関わり、自身の力を生かすのです。そこに、生きがいが味わえ、いつしか喪失感も消えていきます。そうして元気に過ごす姿を、故人も望んでいるのです。