Q 夫の前で気持ちを抑える生活が苦しい

60代

子供たちが結婚し、夫婦二人の生活になりました。夫は非常に短気で、怒らせると恐怖を感じるほどです。いつも夫の言う通りにしていますが、苦しくて不安です。(60代女性)

家族にはそれぞれの役割があり、一本の木に例えられます。夫は家族を支える根であり、妻は家族の心をつなぐ幹、子供は枝葉です。子供たちが結婚し、別の立ち木となった今、夫ともう一度、根と幹だけとなった立ち木を見詰め直す時です。

お互いに本音を伝え合い、心を重ねてこそ、根と幹のバランスの取れた夫婦となれます。遠慮して、我慢して、衝突を避けていても、心の安らぐ家庭は築けません。問題の根本を解決しなくては、夫婦だけでなく、独立した子供たちにも悪い因を残してしまいます。

「教え」を学び 「真理」に生きる努力
 「心の姿」に映るまで 「分」に重なる「心」を求めて 祈願を重ねる
 自然と家族に思い(愛情)が向かい 会話も深まる
 和のある家庭環境が いかに「人生」を守るか 「人生の真理」を悟るべし

「教え」を学び 「真理」に生きる努力
 「心の姿」に映るまで
    「分」に重なる「心」を求めて
      祈願を重ねる
 自然と家族に思い(愛情)が向かい
    会話も深まる
 和のある家庭環境が
    いかに「人生」を守るか
      「人生の真理」を悟るべし

『真実の光・神示 令和3年版』115ページ(中略あり)

なぜ、夫はそこまで強い態度を取るのか、相手から見た自分の姿はどうか。神の教えを学び深めると、それまで見えていなかったものがさまざまに見えてきます。教えが我が物となるように努力しましょう。

自分の心が変われば、相手の心も変わっていくものです。それぞれの気質は変わらなくても、不思議と、短所が顔を出すことが減り、穏やかに収まっていくのです。

夫と向き合い、夫婦として心一つに歩むところに、喜び多く楽しい晩年が待っています。そして、良き因が、大切な我が子たちの仕合せにつながっていきます。