息子が職場でいじめを受け、引きこもって数年たちます。自立させようとすると具合が悪くなります。私が働いているので、いたわってはくれます。2人暮らしですが、息子の将来を考えると不安です。(50代女性)
A
母親を思う心があるのは、親の愛が届いている証しです。だからこそ次のステップとして、我が子が社会に出て仕事に就く気持ちになるよう、声を掛けていきましょう。
我が子が 思いの全てを 安心して語れる親であれ
日々 思いを親子で語り 信頼が育つところに
我が子の心(実体)は安定し 運命の力が引き出されてゆく
我が子が 思いの全てを
安心して語れる親であれ
日々 思いを親子で語り
信頼が育つところに
我が子の心(実体)は安定し
運命の力が引き出されてゆく
『真実の光・神示 平成28年版』161ページ(中略あり)
何でも語り合える居心地の良い家庭に身を置くことで、人は持って生まれた力が引き出されていきます。息子が本心をさらけ出せるように、自分から、親の本音を伝えましょう。いつまでも働けるわけでも、養えるわけでもないこと、10年、20年先を思うと心配なこと、そして、働く中から得られる喜びがあること…など、息子の仕合せを願って語るのです。
現実に目を背けて、現状に甘んじていては、あっという間に5年、10年と過ぎてしまいます。まずは、仕事へのハードルを下げて、アルバイトからでもスタートし、社会と関わる体験を積んでいきましょう。人の役に立つ喜びを味わうことで、意欲も湧いてきます。
そこに必ず、自分に合った環境と出会い、自立がかないます。我が子が、自身の良さ、持ち味に気付き、生かす努力ができるよう、導いていく触れ合いを重ねましょう。