Q どうしても受け入れられない人がいる

40代

大抵の人とは気持ちよく接することができるのに、ある友人だけは、ささいなことにもイライラします。いけないと思いつつ、どうしても避けたり、きつく当たったりしてしまいます。(40代女性)

人にはそれぞれ気質や性格がありますから、中には、自分とは合わないと感じる人がいるのも当然です。万人と縁を深める必要はありませんが、避けたり、感情をぶつけたりしては、相手の心を傷つけ、大きく道を欠いてしまいます。

――人の心の真実は 身勝手 わがまま 我が心を軸に生きんとする――
自我を軸に生きるはよいが 縁を切らぬ心のゆとりがほしい
 神の教えで生きるなら 相手の心が見える
 見えるところに 出会いが生きる

――人の心の真実は 身勝手 わがまま
    我が心を軸に生きんとする――
自我を軸に生きるはよいが
    縁を切らぬ心のゆとりがほしい
 神の教えで生きるなら
    相手の心が見える
 見えるところに 出会いが生きる

『真実の光・神示 平成19年版』47ページ(中略あり)

「苦手」「嫌い」と思ったとしても、それはあくまで自分の価値観からくるものです。その人を「掛け替えのない存在」と感じる人もいるでしょう。

良い人間関係を築くには、感情的にならず、冷静に相手を見詰める心のゆとりが大切です。ほどほどの距離感で付き合うことで、精神的な負担は軽くなります。安定した心で向き合えれば、相手を客観的に見詰められ、良い面に気付けることもあるものです。

また、人間関係とひと言で言っても、友人、上司や同僚、趣味の仲間などさまざまです。例えば、職場は、友達をつくるのではなく、仕事をする場です。それぞれの目的を明確に意識するだけでも、相手に求め過ぎず、無理のない人間関係を築いていけるでしょう。