母が亡くなり、財産相続の問題に直面しています。4人兄弟それぞれに言い分があり、関係がぎくしゃくしています。どうしたらいいでしょうか。(60代男性)
A
相続問題で家族の心が重ならないのは、とてもつらいことです。しかし、そもそも財産とは、自分たちの労力で得たのではなく、親、先祖が残したものです。それを譲り受けるので、求め過ぎず、感謝の姿勢で受けることが本来です。
――人の心の真実は 身勝手 わがまま 我が心を軸に生きんとする――
人の世の中 心で回る
人 人 人の心それぞれに 自我を軸に生きるはよいが 縁を切らぬ心のゆとりがほしい
――人の心の真実は 身勝手 わがまま
我が心を軸に生きんとする――
人の世の中 心で回る
人 人 人の心それぞれに
自我を軸に生きるはよいが
縁を切らぬ心のゆとりがほしい
『真実の光・神示 平成19年版』47ページ
兄弟それぞれの立場で考えが異なる今、まずは互いの思いを受け止め、理解し合えるよう神に願いましょう。そして、兄弟で助け合う姿を見せ、亡き親、先祖に安心してもらうことがいかに大切か、つかむことも必要です。家族の調和を優先して、冷静に話し合いを重ねれば、必ず最善の道が見えてきます。金銭ではなく、親の愛こそ兄弟で共に受け継いで、一家一族の仕合せな日々を広げていきましょう。