残暑が厳しい毎日でも、暦の上では既に秋。9月23日からの光寿信者参拝時も目前です。実った果物の出来栄えを一つ一つ確認するように、心のトレーニングで、自分の心の動きを丁寧にチェック。足りないところを見つけたら、それは大きな心の実りを手にするための、“宝の気付き”。一つたりとも見逃さず、心を磨き上げていきましょう!
想定外の出来事に直面したとき、もろに出る「第一感情」。まずは、ここに着目してみましょう。
例えば、具合が悪そうな家族に声を掛けて、「ほっといて!」と怒鳴られたら…、カッとする? or 落ち込む?
仕事でミスしたとき…、「上司がちゃんと教えてくれなかったから!」と人を責める? or 「何てふがいないんだ…」と自分を責める?
「自分はカッとしがち」「落ち込みがち」。この「○○しがちな自分」を見つけられたらしめたもの。そういうところが出ないように、朝夕、祈願に取り入れていきましょう。
第一感情は生まれ持った実体なので、すぐに変えるのは至難の業でも、「○○しがちな自分」に、自分で気付いていれば、「第二感情」で立て直していけます。「さっきはキツイ言い方をしてしまったから、謝ろう」「ふさぎ込まずに、また頑張ろう」など、目指す心の姿も祈願していけば、「第二感情」は明るく、爽やかなものに変化していきます。
心と心は共鳴します。自分の心が明るければ、相手も笑顔になったり、前向きになったりするでしょう。たくさんの良い影響を与えていけます。まさに、9月の「信者心の道勉強会」のテーマ「得徳 神に重なる高い品性」を身に付けた人の姿です。
神魂に心開いて 心素直に「教え」を読み込む
自然と気持ちは安定し 心の動きに変化が生まれる
万人・万物との出会いを受け入れ 感謝し 奉仕で関わる思いが 日増しに強くなる
得徳の心に「生きる」 人間(ひと)の人生(すがた)が ここにある
神魂に心開いて
心素直に「教え」を読み込む
自然と気持ちは安定し
心の動きに変化が生まれる
万人・万物との出会いを
受け入れ 感謝し
奉仕で関わる思いが
日増しに強くなる
得徳の心に「生きる」
人間(ひと)の人生(すがた)が
ここにある
『友輪』340号4ページ