“健康”の正体を知る!

腸内環境を改善するお茶、腰痛に効く呼吸法、朝食○○ダイエット。「ストレス緩和」をうたったお菓子や飲料の大ヒット。裾野はさらに広がって、「疲労回復」するパジャマや、「質の良い睡眠」が取れる枕も脚光を浴びています。

誰もが、探し求め続ける“健康”でいられる方法。今回は、「仕合せ」の重要な要素の一つである、“健康”の正体に迫ってみたいと思います。

「心」と「体」は連動している

残業続きの毎日。しかし、長年取り組んできた企画が実現しそう。そんな時、人は疲れを忘れて頑張れます。一方、緊張して汗びっしょり。心配事で胃が痛い。プレッシャーから首や肩がガチガチに…。そうした経験もあることでしょう。心が生き生きしていれば体は軽く、気持ちに負担が掛かれば体の調子まで落ちてしまう。誰もが感じているように、「心」と「体」は連動しているのです。

「生活に支障を来しては困る」と、人は「体」の不調に敏感です。一方、スルーしがちなのが「不健康な心」。まさか、心の動きが病を引き込むなんて思わないから…。しかし実際は、不平、不満、憎しみ、恨み、怒りといった「不健康な心」が積み重なるほど、「運命」、すなわち自身の生命力は抑え込まれます。病気と分かるのは「ある日突然」ですが、実は、不健康な心によって、持って生まれた体質、体の弱さがじわじわと引き出されていくのです。そして、「ある日」、大きな病気などが発覚するということです。逆に言えば、日頃から「心」を整えることが、「体」の“健康”に直結していきます。

健やかな「心」のつくり方

ではどうしたら、「健康な心」になれるのでしょう。そのための一歩は、「感謝」を意識することです。感謝といっても、単に「してもらったことへの『ありがとう』」ではありません。何事も“当たり前”ではなく、“有り難い”と感じ取れる心です。それを意識すると、物事を大きく受け止めていけます。自分の考えにこだわらず、「それもいいね」と気持ちを重ねられます。自らを客観視できるようになり、風邪をひいたなら、無理をしないで早めに就寝。そのときも、黙って休んでしまわずに、「ごめん、熱っぽくて…」などと話すはず。家族の「心」に思いが向くからです。こうした幅広な感覚が、心をいつも明るく、安定させます。この「豊かな心」が「体」に作用して、免疫力や治癒力を引き出します。体調を崩しても、軽く済んだり、回復が早かったりするのです。

ある女性は、幼い頃から何事も我慢をしてきました。多忙な両親に心配を掛けたくない。ガンガン言う夫と争いたくない。本音を語れない寂しさが募ったある時、においの神経に悪性腫瘍が見つかります。それを知った夫が、肩を震わせ、涙を流す姿を目にし、この方は、自分は、自我が強かったと気付いたそうです。以来、家族を思うからこそ、素直に気持ちを語っていきました。互いに気持ちを伝え合い、夫婦の心はどんどん一つに。家族の愛に包まれる中で臨んだ手術は成功し、生涯失うと言われていた嗅覚が奇跡の回復。医師も驚いたと言います。

 神  示
健康な姿は 豊かな心にある
 出会いに感謝し 事に感動し
   万物と調和する心が 健康を呼ぶ

令和8年2月23日

生きている以上、風邪もひけば、持って生まれた体の弱さが出ることもあります。“健康”とは、病気をしないことではありません。いつのときにも、感謝や、人を思う気持ちを忘れない、「豊かな心」を言うのです。それが、心身ともに健やかな人生を送ることのできる、真に“健康”な人なのです。