“社会”と聞くと、何をイメージしますか? 国? 会社や学校? 町内会…? いずれにせよ、その最小単位は“家庭”です。小さな小さな集団でありながら、実は、人生を丸ごと守ってくれる“家庭”。それは大きな力があるのです。キーワードは「運命共同体」。早速、深掘りしていきましょう。
代々受け継いでいるものがある
父親の会社で働くある男性。ワンマンな親の姿は受け入れ難く、「自分はそうはならない!」と心に固く誓っていました。ところがある時、妻がポロッ。「あら、あなたとお義父さんって、そっくりじゃない」。話を最後まで聞かないし、早口なのも全く同じ。「もっと言うと、食べ物の好みも、寝相だってそっくりよ」。思い当たることばかりだった男性は、ぐうの音も出なかったと言います。
この方に限らず、「いつの間にか、親、先祖と同じ道を歩いていた」という話は、意外と耳にするものです。それもそのはず。それぞれの家系には、“持ち味”“特徴”があるからです。周りを見れば、代々続く料理店や、教員一家、芸能一家。家族みんな手先が器用、スポーツが得意…という家もあるでしょう。良いものを受け継ぐ半面、なぜか両親と同じように、自分たちも夫婦げんかが絶えない、親と同じ年齢で同じ病に…などということも。家族は、そうした良いも悪いも受け継ぐ者同士。まさに「運命共同体」なのです。
「運命共同体」の力を発揮して
このような方がいました。常に目標に向かって努力し、確実に成果を出してきたある青年。しかし、やり過ぎて体を壊してしまったのです。それを知った父親が、「実は同じ経験をしたことがある」と。「頑張り屋はいいことだけど、お互い体力に合わせていこう」。そのひと言で気持ちが楽になった青年は、やりきりたい思いが出ても、上手にセーブできるようになりました。「無理してない?」と、まめに声を掛けてくれる両親の存在も、大きな支えとなっています。
良いものを引き出すためには、「自分は何を受け継いでいるか」を知り、悪い面を修正していくことです。それを「運命共同体」である家族と取り組めば、効果もスピードも桁違い! みんなでスクラムを組めるので、「お父さんも無理してない?」「そうだな、少し休もう」。「私に似て、意地っ張りねえ」「確かに…気を付けなきゃ」などと、相乗効果で生き方が引き上げられます。一人一人に授けられた「運命」=命を運ぶ力、つまり「生命力」がパワーアップ。そのため、病気、事故・災難まで遠ざかっていくのです。
いずれは、自身も受け渡す側へ
私たちは、誰もが、親、先祖がつくった「道」を受け継ぎ、歩いていく一人です。そして、自分の後ろには、子や孫…と続いていきます。そう考えたときに、狭く、石ころだらけの獣道よりも、少しでも歩きやすい、きれいな道に…と思うもの。たとえ、一人では持ち上げられない大きな岩が行く手を阻んでも、家族と力を合わせればどかすことができます。そこに、その家の「道」は大きく開かれ、輝きます。常に家族と心を重ね、生きる力、「運命」の力を最大に発揮していきましょう。
神 示
神示「真理」に生きるなら
自然と
「人生」あるべき姿(みち)が
見えてくる
運命に
人生(こころ)守られ 導かれ
救われてゆく
ここに 努力が実り
夢かなう人生がつづられている
「心の道」に良き因を残し
子・孫の人生も守られてゆく