神のご本体が根付かれた「神総本部」を中心に、付帯施設である「偉光郷(ひかりのさと)」、神総本部の分身、全国各地の「偉光会館(ひかりのやかた)」、さらに納骨施設である「神玉里(しんぎょくのさと)」「神玉園(しんぎょくのその)」。一人一人を救うため、神が現された救世施設は、全てがつながっています。そのように縦横無尽に張り巡らされた神のネットワークで、各人を救おうとされているのです。
まことの救いを果たす入口に
各地の偉光会館にある「神玉園」は、生きた証しである玉(遺骨)を、神魂のご守護の中で安置する施設。その第1号が誕生したのは、熊本でした。それが、平成10年6月30日のこと。全国で初の納骨施設の実現に、神はこのように呼び掛けられました。
神 示
この地にまことの神(偉光)宿りなば
光あふれる御魂休み処
遺族の奇跡もここから生まれる
信者一同出席の意を
教会挙げて促してほしい
一大行事とするがよろしい
ここから全国に次々と納骨施設、御魂安置所が実現し、まことの救いを果たしていく、その入口に立ったことが示されたのです。
「神玉園」は、各家の「心の道」をつなぐために欠かせない施設です。親から子、孫へと良い生き方が受け継がれ、人々を真実の救いへと導けるように、供丸姫先生は神と細かく相談され、施設の整備を進められました。そして、熊本から始まり、佐賀、青森、愛媛…と続き、偉光郷と合わせ、今や全国に13カ所。地方ごとに納骨施設が誕生し、どこに住んでいても、誰もが利用できるようになっています。
つながる環境は共に引き上げられて
「神総本部」と全国の「偉光会館」も、全てがつながっています。神も、このように表されました。
神 示
真実を「心」で確認し
真実の光会館
つながる偉光会館・神の座の尊さを
心(救世愛)で見詰めてほしい
『真実の光・神示 令和4年版』38ページ
時をかけながら、神総本部の環境が引き上げられれば、同時に偉光会館の環境も高まります。それが、神の世界の不思議さです。
偉光郷では、その環境の真理が初めて表されてから10年後の平成23年に、直使、代神のご遺骨、「神玉」が納められました。神として生きられたお二方の証しだからこそ「神玉」と、神は示されました。ちなみに、納骨の儀式「神玉の儀」や施設名の「神玉里」の“神玉”は、「神が玉を守る」意であり、同じ「神玉」でも意味が異なります。
こうして、偉光郷も、工事ごとに環境が前進し、今また環境が引き上げられようとしています。
神の願いは一人一人の救いのみ
神魂誕生20周年を機に、「真実の光会館」では内参道の整備が進み、併せて全国の偉光会館では改築計画も始まりました。
偉光会館は、建設が始まって30有余年。38番目の宮崎で、全国をほぼ網羅することとなりました。そして、同時期に、神の館の環境を次代につなげられるように、改築に着手する運びとなったのです。
「改築」とは、神魂がその地に宿った事実に変わりはなく、施設を一人一人の心の成長に合わせて改める意で、神はこの表現を使われています。佐賀、宮城、石川小松、静岡焼津、さらに香川、長崎…と、その計画は目白押し。環境は、どんどんと引き上げられています。
神示教会の救世環境は、神が、直使が、代神が、心から願われ、神の力で導いて、実現されたものばかり。それぞれが感謝とともに、大いに利用して、仕合せ、幸福を我が物とすることこそ、最大の報恩となるのです。
神 示
今日 真実の光会館が
社会(よ)に示されたのも
供丸斎 供丸姫
お二方の御心あればこそ
この聖地が持つ運命(かち)が見えて
「正道」を行く信者(ひと)となる
光明殿へつながる内参道
安明殿へつながる内参道
救世の環境を引き上げた
偉光会館の環境も 大きく引き上げられ
縦の「心の道」も 太くつながる