自己中心的な私に愛の心が

(大阪府YO/50代女性) 

神の教えを学んで、自分の心をよく見詰めた時、見えてきたことがありました。外では愛の実践を心掛けているけれど、家の中では自己中心だったということです。 

形でなく、内面を意識しようと

「家族とは何でも話すこと」と教わったからと、仕事で疲れて帰ってきた夫に、自分の話ばかり。思いやりに欠けていました。それに、形では家事をしていても、そこに夫を思う心が入っていなかったかも…。私は、何でも形や段取りを優先して、大切な「心」を忘れがちだったのです。 

まずは、どんな心で取り組んでいるか、相手を思う気持ちはあるか…、内面を意識しよう。話も最後までよく聞いて、正しく理解したい。相手の言動の奥にある思いを感じ取れる、豊かな心が持てるようになりたいと思いました。 

決まり文句だった祈願に変化が

つい、自己中心になりがちな私の性格。その修正は、“朝夕の祈願で”と教えていただいて、御神居用の御神体を強く意識するように。すると、それまでどこか決まり文句だった祈願が、その時々の自分の思いを、神魂に語り掛けられるように変わりました。 

次第に、夫が帰ってきたときの自分の心にも変化が。話したい気持ちが抑えられて、まず夫に愛心、愛語で触れられるのです。どんな一日だったかを聞きながら会話をしていくと、夫と心が重なっている感覚が持ててきました。祈願を重ねるにつれて、意識しなくても、ごく自然とできるようにもなりました。 

夫は、帰宅前に必ず連絡をくれます。最近は連絡をもらうと、まず御神体の前へ。妻として、夫に最上の愛がかけられるように…。祈願すると、優しく迎えられます。 

人との関わりが楽しく

家の中に調和が生まれると、外でどんな人と触れても、今まで以上に調和しているなと感じます。“一人の方が気楽”そんな本音を隠していた時もありましたが、今は本心から人との関わりが楽しいと感じます。 

毎日が本当に仕合せで、感謝でいっぱいです。これからも祈願を重ねて、さらに品性高い自分を目指してまいります。