(石川県KN/60代女性)
いつものように、娘を車で送った朝のこと。「電車に間に合わないかも…」と言うので、「何とか乗せてあげなくちゃ!」と、普段よりスピードを上げていました。
偶然とは思えない判断が
その時、突然、脇道から目の前に車が。ブレーキを踏む間もなく、「ぶつかった!」と思いました。ところが、おっとっとーと、手が自然とハンドルを回して車をよけ、寸前で事故を免れたのです。ドキドキが止まらない娘とは対象的に、私は、何事もなかったかのように落ち着いて運転でき、いつもより早く駅に到着したほどでした。
ゆとりが持てる自分を祈願
本来、ささいなことにも大きく動揺して、落ち込むと引きずってしまう自分。人を責めて、正当化してしまうところもあります。それなのに、自分を冷静に見詰められ、焦っていたから、いつもよりスピードを出していたと素直に反省できました。運転前に御神体に向かって祈願しているつもりだったけれど、慌てる性格丸出しだった。これからは、心にも時間にもゆとりを持ち、もっと心を込めて祈願してから運転しようと思えたのです。
とにかく、ぶつからなくて本当に良かった。もしかしたら、相手の方も私と同じく、すごく急いでいたのかもしれません。きっとドキドキが止まらなかっただろうな…。不思議と責める心も、心臓のバクバクもなく、穏やかでいられたのです。娘も、神のご守護を感じていたようでした。
事故を招かない生き方へと
我が家には、事故で大けがをした人や、亡くなった人が何人もいて、事故を呼び込みやすいものがあります。それを、ものすごいお力で救っていただいたことを、ひしひしと感じました。あの時、もし対向車が来ていたら…、避けた方向に道路がなかったら…。家に突っ込むか、田んぼに落ちていたはずです。何から何まで偶然とは思えない、ふわ~と何かに包まれていたような、あの一瞬。最悪の事態からお守りいただいたのでした。車に付けていた御神体に心から御礼、帰ってからも、家に祭ってある御神体に御礼申し上げました。
絶大な神のお力を、分魂として身近にお預かりできるのは、決して当たり前ではありません。いつでもどこでも、神の力と愛を感じられることに感謝して、事故を招かない生き方へと修正していけるよう努力していきます。