一人でも生きがいある私の毎日

○茨城県・YKさん(80代女性)

2年前に息子が気管支の難病で旅立ち、一人暮らしになりました。

私の一日は、朝の祈願の前に教会書籍を読むところから始まります。教えに触れるときは、いつも、「頭の悪い私ですが、一生懸命勉強しますので、必要なことをどうか心に残してください」と祈願します。すると、不思議と心に響き、気付けることが必ずあるのです。心に残った教えを基に「一日元気で穏やかに過ごせますように。人のお役に立てることがあれば、させてほしいです」と願ってスタートです。

20年前に診断された狭窄(きょうさく)症のリハビリを兼ねて、朝の散歩や体操も欠かしません。近所には、高齢の方が多く、先日も足の悪い方がゴミ出しをしているところに遭遇。早速、お手伝いしました。時には、買い物を手伝ったりと、人様のために何かできることがうれしく、皆さんも喜んでくださいます。夕方の祈願では、一日無事に過ごせたことに感謝し、「明日も、もっと人のお役に立てますように」と神に願っています。

先日、医師から「狭窄症は心配ありません。普通は動けなくなっていく病だが、あなたはしっかり歩けているから」と驚きとともに、お褒めの言葉を頂きました。県内にいる娘夫婦も何かと支えてくれ、一人暮らしでも、喜びと仕合せがあふれていて、少しも寂しくありません。神に感謝でいっぱいです。

神の教えでつかんだ仕合せのコツ。どうぞ、ご家族にも共有してください。皆さまでほっこりしつつ、見えたコツを家族で生かしましょう。

日常で見つけた“小さな仕合せ”を、ぜひお寄せください。

しあわせ通信
社会で光る人