宝のチームワークで温かいお迎えを

川西恭子(宿泊処担当)

「ただいま」こう言って訪れる方もいるのが、宿泊処です。私は、皆さまを「お帰りなさい」という気持ちで迎えています。本当に家族のようになれてしまう、温かな空間なのです。
清掃担当の仲間は「ここも使う人がいるから…」と、隅々まで磨き上げています。食事担当は、思いを込めて提供し、利用者から「元気が出た」とお声を頂きます。それぞれの持ち場で尽くす仲間たちは、私の宝です。
私も、世を去った夫の分も、という思いで携わっています。闘病生活の中、「6時間だけならボンベを着けて外出ができます」との医師の言葉に、職員だった夫は、「教会に行って業務をしたい」と言っていました。それほど、皆さまの仕合せのためにお役に立てる喜びを味わっていたのです。10カ月もの間、喉に呼吸器を着けている状態でも、不満を言うことはなく、家族や縁ある人を思いやってくれる夫の姿に、神がぴったりと寄り添い、心をどこまでも守ってくださっていることを感じました。だからこそ、今の私は、たとえ困難なことがあっても、何も怖くありません。心は必ず立ち上がれます。
最期の瞬間まで、職員として諦めなかった夫の心を感じると、今、自分にできることを精いっぱいしようという思いが湧き上がります。宝の仲間と共に、皆さまをお待ちしています。