正木圭子道事(まさき・けいこ)

運転中にも思いやりの心を

最近は、不安定な社会情勢からか、ドライブレコーダーを取り付ける車が増えてきたように感じます。そして、人の心も不安なのか、車に乗っていると、ヒヤッとする場面がたびたびあります。ウインカーを出さずに車線を変更して、次々と前の車を追い抜いたり、赤信号でも止まらなかったり…、我先にという場面にもよく出会います。

そのような中だからこそ、私の家族は、割り込みしたそうな車がいたら、「お先にどうぞ」と合図して、入ってもらうようにしています。すると、急いでいるのでしょうが、ハザードランプを点滅させる「ありがとう」のサインを返してくれたり、お礼に手を上げたりしてくれる人もいます。見ず知らずの人でも、相手の心が伝わってきて、爽やかな、うれしい気持ちになります。

忙しいのはお互いさま、ほんの少し思いやりを持つだけで、こんなにも毎日の生活が気持ちよく過ごせることを実感しています。

人間は 多くの縁に生かされている
 よって 奉仕に生きるほど 互いの運命が重なり 実体も修正されてゆく
社会にあふれる知識は 経験を通して生きてくる
 「真実」愛をかける存在があればこそ
    人間は欲心を抑え 社会が調和するようにと 心を使うもの
「教え」を学び 教会に出入りするほど 信者の心は神魂に包まれる
 よって 「奉仕」に生きる人と成ってゆく
 「真理」に生きる人間が あふれる知識を正しく生かし 豊かな社会へと導いてゆく

人間は 多くの縁に生かされている
 よって 奉仕に生きるほど
    互いの運命が重なり
      実体も修正されてゆく
社会にあふれる知識は
    経験を通して生きてくる
 「真実」愛をかける存在があればこそ
    人間は欲心を抑え
      社会が調和するようにと
        心を使うもの
「教え」を学び 教会に出入りするほど
     信者の心は神魂に包まれる
 よって 「奉仕」に生きる人と
    成ってゆく
 「真理」に生きる人間が
    あふれる知識を正しく生かし
      豊かな社会へと導いてゆく

『真実の光・神示 平成28年版』25ページ

経験したことのない状況の今、家族のために長生きしたい、この命を大事にしたいと痛切に思います。私やきょうだいを育んでくれた両親にも心から感謝しています。守りたい人がいると、自分の行動にも緊張感が生まれ、待っていてくれる人がいると、自分の存在が大切なものに思えます。

一人一人が、生まれた価値のある尊い命。ゆったりと時を刻んで、皆で仕合せを紡いでゆける世の中にと願っています。