小西光代職員(こにし・みつよ)

希望に満ちあふれた毎日を

「自粛ストレス」「想定外」「早く元の生活に」「政府の対応に不満」。このような言葉が飛び交っている毎日です。

しかし、神示教会を訪れる方が言われるのは真逆のこと。「今できることをやる」「ストレスを感じることはない」「人生、想定外が普通」「何があっても心豊かに生きる」「自分の人生、自分で守る」。どの表情も穏やかで、落ち着いたまなざしです。異口同音に、「神の教えで生き方を学んでいるから」と自信たっぷりで、どんなに厳しい状況でも希望に満ちあふれています。

「希望」といえば、私は直使供丸姫先生のお言葉を思い出します。「生きる気力もなえるほど絶望感に打ちひしがれたとき…、そこからはい出るたった一つの極意は、希望を見いだすこと以外にありません。希望があるから生きてゆける…、希望こそ人間にとって、何よりの、何よりの生命力です。皆に生きる希望をささげたいと、心の芯から思うのです。そうして開かれたのが、だから『希望の光』なのです」。当時の私は、その深さは悟れませんでしたが、そう語られた供丸姫先生のお顔が、鮮明に心に焼き付いています。

思い返せば、私も神を知り得た幼い頃から、不安な時も、迷いが生じた時も、病の時も…、一度として希望をなくすことはありませんでした。その時にどんな心でいればよいかが分かったからです。高望みもせず、でも諦めず…。心を前向きにリセットできるため、自然と状況も収まっていきます。結果として、「これでよかった」と言える満足感、心の昇華を味わえます。「大変だけど大丈夫」という経験を重ねてきたため、これから先も、神と共に歩む人生に確かな安心感が持てるのだと思います。

そのような生き方ができる私は、本当に果報者です。みなぎる明日への底力は、誰もが自分の心一つで味わうことができるはず。直使が言われた「希望」ある日々を多くの方々に味わっていただけるよう、これからも神示教会職員として努めてまいります。

心迷い 悩み 苦しむ人の心に 「希望」を与えん
 希望なくした人の心は 病むばかり
    人に人の心は支えきれず 物で人の心は救えない
 生きる「希望」──神魂に重なりし人の心は強くなる──
 人 物に触れ 生きがいを持つゆえに
    生きる「夢」 生き抜く「支え」が 心底持てるのである

心迷い 悩み 苦しむ人の心に
    「希望」を与えん
 希望なくした人の心は 病むばかり
    人に人の心は支えきれず
      物で人の心は救えない
 生きる「希望」
    ──神魂に重なりし人の心は
      強くなる──
 人 物に触れ 生きがいを持つゆえに
  生きる「夢」 生き抜く「支え」が
    心底持てるのである

『真実の光・神示 平成16年版』211ページ