喜安玲子職員(きやす・れいこ)

「この神様は間違いないよ」

感謝の思いを残して閉じる人生は
    良き因を家族 縁者に残し その家の「心の道」を太くする
 心の道に生き続ける魂の真実を知って 「心の道」に良き因を残す心の悟りがほしい
難しいことは何もない
 「教え」を学び 「人生」に生かしてゆく

感謝の思いを残して閉じる人生は
  良き因を家族 縁者に残し
    その家の「心の道」を太くする
 心の道に生き続ける魂の真実を知って
  「心の道」に良き因を残す
    心の悟りがほしい
難しいことは何もない
 「教え」を学び
    「人生」に生かしてゆく

『真実の光・神示 平成29年版』40ページ

真っ青な空を見上げると、祖父が育てていたブーゲンビリアを思い出します。色鮮やかなピンクの花(包葉)と青空のコントラストがきれいで、見るたびに元気をもらっていました。

花が大好きな祖父は、庭に季節ごとの花を植え、周りの人を喜ばせてくれたものです。そんな祖父も92歳になり、体力が落ちて、庭仕事ができなくなってきたと、実家の親から聞きました。花のない祖父の庭など想像もできず、世の中には変わらないことなどないのだと、時が流れゆく現実に、寂しさが込み上げてきました。

でも、祖父の豊かな生き方、敬うべき人柄は、私たち家族の心に深く刻まれています。社交的で、人をもてなすのが大好きな祖父。認知症が進んでいる祖母のために、祖母の姉妹を自宅に呼んで食事会を開いたり、足腰が弱っても、祖母の検査に何時間も付き添ったり…。そうした祖父の行動の根底に流れているのが家族愛であり、神の教えです。昔、仕事で悩んだ時に心を神に救われた祖父は、幼い私に、「この神様は間違いないよ」と力強く語ってくれました。その時の祖父の目は本物でした。

私も年齢を重ねて、祖父をはじめ、祖母や両親の生き方に影響を受けている自分が見えてきました。子や孫に、そして、また生まれてくる次の自分の人生にまでも生き方が受け継がれていく…。一日一日、豊かな心で過ごし、人のために尽くせるよう、神の教えを学び続け、自分を高めていきたい思いでいっぱいです。