8月23日神示 教主正使者供丸光先生のご解析

 

神とは、全てを愛で包み込み、守り、導いてくださる偉大な存在です。それは、まさに自然に近いものです。嵐で木々がなぎ倒されたとしても、山にはまた草木が生い茂ります。地上に熱がたまれば、それを冷ますように雨を降らせてくれます。地下に力がたまり過ぎれば、噴火して、また静まっていきます。物事は、この世の仕組みどおりに運ばれていきます。全てがその仕組みの中にあることを知らなくてはいけないのです。

人が口にする物も、全て自然の中にあります。野菜を作るといっても、本来は自然の中にあった物を、人間が栽培したり、交配したりして、生産しています。もともと自然の恵みから成るものです。さまざまな職業も、人間が考え出したようでありながら、自然な流れの中で人々に必要とされ、仕事となっては、時代とともに変化しています。全て大いなる自然の力、神の力の中にあるのです。

その神が、時の流れをお教えくださり、どう生きればよいのかを示されている以上、それをしっかりと月々欠かさず学び、実践していくことです。神の教えを知らないと、社会にあふれる情報に流されてしまいます。新型肺炎の対応も、日々異なることが報道されます。事件、事故、災難も、激しい部分を報道しますが、それが全てではありません。まして、それに対して主観的な意見を加える人がたくさんいます。まことしやかに言う言葉の数々に惑わされないことです。物事の道理から外れてはいけないのです。

 

社会がどのような状況になろうと、自分が生きる今は掛け替えのない時です。ですから、祈願祭(『友輪』329号5ページ)で神は言われました。

「人生」――神の手の中 人が「生きる」 尊き時と悟りを得て 天命を全うする人を目指せよ

「人生」――
    神の手の中 人が「生きる」
      尊き時と悟りを得て
        天命を全うする人を
          目指せよ

この神示一文に対して、8月1日、15日、23日と、三編の神示が表されました。そこには、「気付き」と「悟り」がたくさん示されています。8月23日の神示も同様です。

最初の段落は、「悟り」です。一人一人が実践しなくてはいけない事柄です。「このような人になりたい」「このような人でありたい」と願い、ぜひ実践できる皆さまになってください。

人との出会いを大切にするほど 人の心は磨かれ 生きがい多い人生を歩んでゆける

人との出会いを大切にするほど
    人の心は磨かれ
      生きがい多い人生を
        歩んでゆける

これは、まさに品性の高い、人格者としての生き方です。例えば、カレーライスには、甘口、辛口とあります。出されたなら、好みでなくても、感謝して頂くのが、人との出会いを大切にする姿です。「このような物は食べられない」と否定し、拒否するようでは、縁は深まりません。周りの人、物、一つ一つの出会いをえり好みせず、どのようなことにも和を持って関われる自分になることです。

人との出会いを、良いものにするのも、悪いものにしてしまうのも、相手に関わる自分の心が大きく影響します。タクシーに乗るとき、スーパーで買い物するときなど、ささいな一時も、相手に正しく関わることを意識するのが、一つ一つの出会いを大切にする姿です。正しい関わり方を知っていれば、相手が無愛想であったとしても、自分の感情はいくらでも管理できます。そのように生きることで、心は磨かれ、多くの人に好かれて、生きがい多い人生となります。

 

次からは、「気付き」が二つ示されています。一つ目の「気付き」の中の一節です。

「教え」が「心」にゆとりを持たせ 人との出会いを大切にする「心」を引き出す

「教え」が「心」にゆとりを持たせ
  人との出会いを大切にする「心」を
    引き出す

教えに触れていると、人との縁を大切にする気遣いができてきます。それは、「心」にゆとりが出て、幅のある考え方ができるからです。

自己中心的で身勝手な行動を取ったり、相手の心に突き刺さるようなことを平気で口にしたりする人が、世の中にはあふれています。いつでも、どこでも、人との触れ合いを大切にすることです。心に余裕があり、物事を大きく受け止める感謝があれば、それは難なくできるものです。

感謝とは、他者とのつながりの中で生まれる心の動きです。いつも一人で閉じこもり、他との接点がなければ、感謝も湧かないでしょう。どのような形でも、人と触れることが大切です。感染予防のため、人との接点を避けるように言われても、手紙なり、電話なり、メールなりと、いくらでも触れる手だてはあります。ここでも、基本は家族です。そこから縁者へと、人間関係を広げましょう。

次が、二つ目の「気付き」の一節です。

今を「生きる」多くの人は 社会の姿(真実)を知らず ただ努力を頼って生きている

今を「生きる」多くの人は
  社会の姿(真実)を知らず
    ただ努力を頼って生きている

社会の姿(真実)とは、この世は運命実体で回るという、この世の仕組みのことです。多くの人がこの真理を知らないため、神や自然に対する畏敬の念も薄く、ただ努力を頼って生きています。自分の「運命」を見詰めず、知識、情報ばかり頼り、努力が全てと思い込んでいては、どこかで行き詰まってしまいます。心にゆとりをなくし、物事を大きく受け止めることができなくなると、考えの違う人を否定したり、批判したりと、調和を欠いてしまうでしょう。このことに気付くように、神は促されています。

新型肺炎の問題においても、知恵を生かせば、「よく手を洗おう」「換気をまめにしよう」と、自分にできる対策をします。「このような政策では…」「経済対策は…」など、あふれる情報にのまれず、シンプルに考えればよいのです。これが、知識を知恵で生かすということです。知恵よりも知識を先行させるから、迷い、悩む人が多いのです。

 

最後の一文は、「悟り」です。「悟り」、すなわちこのような人格の人になってほしいということです。

「教え」を「人生」の支えに「生きる」なら
    人は皆 神の手の中 多くの出会いを得て 生きがいある人生を歩んでゆける

「教え」を「人生」の支えに
  「生きる」なら
    人は皆 神の手の中
      多くの出会いを得て
        生きがいある人生を
          歩んでゆける

この一文には「 」がたくさん付いているので、全体に向けて表されているのではなく、神が自分に語り掛けてくださっていると思って受け止めましょう。あなたが神の「教え」を、あなたの「人生」の支えにして「生きる」なら、必ず多くの出会いが生きて、生きがいある人生を歩んでゆけると、神は言い切られています。

生きがいは、8月15日の神示にも「真理」が示されました。「人が『生きる』真の生きがい、家族の愛を感じて『生きる』真の喜び」と。教えに生きれば、多くの人との出会いから得られる生きがいだけでなく、「生きる」そのこと自体に、心から生きがいを感じられるようになるのです。皆さま自身がその感覚を我が物とできるように、ぜひ実践に努めてほしいのです。

 

今は、時代が大きく変わりつつあります。その中で、変化と調和を繰り返しながらも、向かっているのは調和の時代です。調和するために、常に変わり続けているのです。調和に向かう今だからこそ、人との出会いを大切に、誰とも和を持ち、生きがいを味わいながら、人として生きる貴重なこの時を悔いなく生きていきましょう。