[実践ポイント]「言葉の温度」を上げる

感染症対策で、家でも外出先でも、ピピッと検温。では、自分の口から出る「言葉の温度」はどうでしょう? 寒い冬でも、「言葉の温度」は温かく。自分の心も相手の心も、ぽかぽかです!

言葉の温度は、自分の「心の温度」の表れです。自分の心がひんやりしていれば、言葉もひんやり。まずは、心の温度を上げていくことから始めましょう。

イライラ、カリカリ。それだけでなく、「不安」や「落ち込み」など、マイナスの感情は心の温度を下げていきます。こうした心が出ていることに気付いたら、「せっかちなので、一呼吸置いて行動できますように」「短気で、すぐ人を責める心を抑えてください」などと、具体的に即祈願。神の愛に包まれて、心がほっとぬくもります。

心の温度が上がれば、言葉の温度も一緒に上昇。いつもの「おはよう」が、「きょうも元気に会えてうれしい」の思いがこもった「おはよう」に…。相手の心もほんわかすること請け合いです。

供丸姫先生は、かつてこのように語られました。

「人の心というものは、人と人との関わり合いの中で、相手の心に共鳴して、同じ心を引き出されるものです。例えば、相手を深く思いやる、優しく温かい心の持ち主と話していると、嫌なことを全て忘れて、やはりほわっと温かい心が湧いてきます。つまり、類は類を呼ぶ、愛は愛を呼ぶのです」(『生命の歩み』第4版292ページ)

そして、今年の「祈願祭」で供丸光先生が語られたのは、「家族との関わり」の重要性です。まずは自分の足元から。家族に使う言葉の温度を上げて、仕合せの土台を固めていきましょう。

家族で「教え」を学び 「真理」に生きる家庭を築く人々は
    互いに実体を高め合い 運命に守られ 導かれた人生が歩める

家族で「教え」を学び
  「真理」に生きる家庭を築く人々は
  互いに実体を高め合い
    運命に守られ 導かれた
            人生が歩める

『友輪』338号4ページ